忍者ブログ

最長片道切符の旅(2021年秋・冬)

こちらはSTKホームページのブログ館です

4日目:11月21日(日)④盛岡→大館

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

4日目:11月21日(日)④盛岡→大館

④1931D普通:盛岡1237➡大館1525(盛岡発/いわて銀河鉄道線経由/大館ゆき)

50分ほど乗り換え時間があるので、南改札の近く(改札外)にある立ち食いそば屋へ。
冷静になれば分かることですが、せっかち故、乗り換え改札→北改札→南改札とかなり遠回りしてしまいました。
(盛岡駅は3つの改札が近い位置にあります。)


そば処はやて(盛岡駅店)

JR東日本東北総合サービスが運営するそば処はやては盛岡以外にもありますが、盛岡には「じゃじゃ麺」という盛岡三大麺の一つが売っています。
でも、保守的な私はいつものように野菜天そばを食べました(^ω^)


野菜天そば(税込440円)

そば屋の後は、北改札の近く(改札外)にあるお土産物屋で駅弁とビールを購入。
10種類以上の多種多様な駅弁が売っていました。
おすすめのお店です。


iwate tetoteto(こちらもJR東日本東北総合サービス運営)

盛岡駅にはいわて銀河鉄道線(東北新幹線の並行在来線、第3セクター)も乗り入れますが、改札は別の場所となっています。
花輪線の列車(※)はいわて銀河鉄道線(盛岡〜好摩)を経由しますので、いわて銀河鉄道線のりばに向かいます。

※5時発の当駅始発1923D普通大館ゆきと、7時37分着・7時40分発の鹿角花輪発1922D普通日詰ゆき(盛岡・日詰間2586D)は除く。




JRの改札が2階(そば屋や土産物屋と同じ階)にあるのに対し、IGRいわて銀河鉄道(※)の改札は1階にあります。
JRの北改札から8分掛かるとされていますので、少し不便ですね。

※会社名:IGRいわて銀河鉄道/路線名:いわて銀河鉄道線
※会社名と路線名が異なるのは、既にいわて銀河鉄道という別会社が登記されていた為。
※2002年10月以前は商号にアルファベットが使用できなかったた為、正確には「アイジーアールいわて銀河鉄道株式会社」。


階段は2.5m程しか幅が無く目立ちません

IGRのGはGalaxyから来ているようですが、Gingaでも通じますね。



銀河鉄道という言葉は良いですね。
私が以前住んでいた沿線にはふるさと銀河線(北海道ちほく高原鉄道/JR池北線から移管/2006年廃止)がありましたので、少し親近感を覚えます。



4日目にして、IGRの駅員さんが最長片道切符に初めて反応を示してくれました。
「凄い切符」と好意的で、こうやって声をかけられると嬉しいものですね。



この旅で最初で最後の会社線の利用です。


改札にある発車標

番線はJRの在来線(2〜9番線)から連番になっています。
在来線は左側(正確には後ろ側)、新幹線は上(3階)に位置します。


1・0番線(青森方/反対側に改札があります)


IGR仕様の自動販売機


駅名標

乗車するのは、片運転台車のキハ111−118(十和田南方/トイレ有り)とキハ112−118(盛岡・大館方/トイレ無し)の2両編成です。


キハ110系100番台「キハ111・112形2両編成」(盛岡車両センター所属)


側面方向幕

発車13分前(1224)でしたが、車内は空いていてボックス席が取れました。
その後、発車が近づくにつれ、全てのボックス席が埋まりました。


車内(キハ112−118)

花輪線からの1930D普通(荒屋新町発/盛岡ゆき)が到着後(1236着)、盛岡を発車しました。

盛岡を出てすぐに田沢湖線が左手から分岐します。


田沢湖線

田沢湖線と平行する高架は秋田新幹線です。
田沢湖線は高架となった後、秋田新幹線と合流します(ともに標準軌)。


秋田新幹線

その後、左手にJRの盛岡車両センターが見えます。


盛岡車両センター(JR)

2006年に開業した青山駅。
1日3000人以上が利用しており、IGRの黒字に寄与しています。


青山にはIGRいわて銀河鉄道本社が併設

IGR線内では全てのドアが開きます。
運転士と車掌はJR東日本の担当です(気動車の為)。

青山も巣子も乗り降りが見られました。


巣子も2006年開業(利用者は1000人前後/1番線)

滝沢市はかつて日本一人口の多い村として有名でした。
5万人以上という市制施行の基準の一つを10年以上クリアしていました。


滝沢(2つの大学が近くにあり3000人が利用/1番線)

好摩からJR花輪線(十和田八幡平四季彩ライン)に入ります。
営業キロ21.3km、運賃660円のIGRの乗車もこれでおしまいです。
好摩から車掌が2人に増えました。


好摩(IGR管理駅/1番線)

岩手県のシンボル、岩手山は美しいですね。


岩手県最高峰

大更(1314着・発)で、対向列車=1932D普通盛岡ゆき=と行き違い。
数は少ないながらも、花輪線各駅間でも乗り降りがあります。
そして、徐々に乗客は減っていきます。


大更(1番線)

北森は八幡平市役所の新庁舎建設に伴い、2015年に移転した珍しい駅。
このように、公共施設と駅を直結させるのは良いことですね。


北森(単式ホーム)

八幡平(はちまんたい)は、岩手県と秋田県に跨る山及び台地です。
国立公園に指定されており、岩手県では市名(八幡平市)にも使われています。
(かつて秋田県でも八幡平村(現在の鹿角市八幡平)が存在していました。)

駅としては、八幡平市の松尾八幡平(1988年改称)、鹿角市の八幡平(1957年改称)があります。
高速道路(E4 東北自動車道)では、八幡平市の松尾八幡平IC(1982年開通)、鹿角市の鹿角八幡平IC(1983年開通)があり、両市の仲はどうなのか気になるところです。


松尾八幡平(2番線)

ここらでビールを投入。
(ビールを持って何かを企むメーテル…。)
盛岡駅の「iwate tetoteto」で買ったものです。
味は…よく覚えていません(^ω^)
酒ではなく、沿線の景色を味わうのが呑み鉄です(^ω^)


銀河鉄道999 メーテルのヴァイツェン(ヘリオス酒造 沢内醸造所/岩手県和賀郡西和賀町)

あかさたなではありません。
あかさかたです。


赤坂田(単式ホーム)

花輪線には途中までE4東北自動車道が並行し、盛岡〜大館には高速バス「みちのく号」が走っていることもあり、乗客は荒屋新町の隣(大館方)の横間を過ぎた時点で、1両目には私を含め4人でした。


荒屋新町(1番線/滝不動桜松神社の最寄り駅)

さて、2本目のビールはこちら(^ω^)


銀河高原ビール

兄畑で岩手県ともしばらくお別れです。
湯瀬温泉から秋田県に入ります。
(兄畑までは乗降なし、湯瀬温泉からようやく数人が乗車。)


兄畑(単式ホーム)

秋田県突入祝いの駅弁。
盛岡駅で仕入れた、吉田屋の「濃厚カニミソ かに盛りちらし」です!


税込1250円(2022年10月現在は1280円)

いやあ、この駅弁は本当に最高です!
トップ5に入るくらいの美味しさ。
値段が安いのに、この蟹の量は驚きです。
この駅弁は本当におすすめです。


中身(全国販売して欲しい…)


最長片道切符の旅は太る危険あり(^ω^)

十和田南の2つ手前の鹿角花輪(1431着・1433発)は鹿角市の中心駅ということもあり、数人ずつが乗降。
なお、2022年10月現在、鹿角花輪〜大館は2022年8月の大雨災害により運休中です。
五能線などと異なり、観光列車が走らない花輪線の復旧の行方は不透明と言わざるを得ません。

十和田南(1442着・1447発)はスイッチバック駅で、進む方向が変わります。
これは、小坂鉄道の小坂駅への延伸計画があった為と言われています。
鹿角花輪ほどではありませんが、乗降がありました。


十和田南(駅員の方が最後まで見送っておられたのが印象的でした)

これから乗る五能線には、十二湖という駅があります。


十二所(単式ホーム)


大滝温泉

扇田(東大館の一つ手前)発車時点で、2両目(※)は私を含め5人。
※十和田南で進行方向が変わった為。
車掌は変わらず2人。


東大館(十和田南と似た駅舎)

長木川を渡る関係でしょうか、奥羽本線を跨ぎます。


奥羽本線(大館・青森方)

奥羽本線が見えてきました。
まもなく終点・大館です。



大館には貨物駅も併設されています。


大館駅構内

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
RICOH
性別:
非公開
自己紹介:
狭義のゆとり世代
出生〜2011年:大阪府
2011年〜2018年:福井県(嶺北)
2018年〜2021年:北海道(十勝)
2021年〜現在:大阪府

最新コメント