①2924D普通:倶知安622➡長万部757(倶知安発/長万部ゆき)
5時5分起床。
4日目は、函館本線・北海道新幹線・東北新幹線・IGRいわて銀河鉄道線・花輪線・奥羽本線・五能線・奥羽本線経由で秋田へ向かいます。
小雪がちらつき、路面は濡れています。
(放射冷却の関係で車にはうっすら雪が)。
セブンイレブンに寄って(駅から少し遠い)、ある意味でいつも通り改札には2分前に到着。
駅前に大きなスピーカーがあり、肉声の発車案内が流れるので安心です。
ちなみに、駅員は昨夜と同じ方でした。

倶知安駅前(「くるぞ!!北海道新幹線」の標語がありました)
長万部ゆきはH100形で、私、老夫婦、男子高校生の4人の乗客で発車。
乗務員は2人いました。
この列車に乗ったのには理由がありまして、長万部〜倶知安(特に長万部〜蘭越)は非常に本数が少ないのです。
長万部ゆき(上り)は倶知安6時22分発の次は12時35分発、倶知安方面(下り)は長万部6時3分発の次が13時18分と、特に午前中が絶望的な本数となっています。
その為、昨夜は倶知安で泊まったのでした。
午前中の本数が無さ過ぎるのは根室本線の列車代行バスでもそうでしたが、JR北海道ではスタンダードなのでしょうか。
(ただ、蘭越町の隣の黒松内町(後志総合振興局)と、長万部町(渡島総合振興局)は振興局が異なる為、両町を跨ぐ通学需要はほぼありません。)
日の出(636/ニセコ町)を過ぎたあたりで、ニセコへ到着(639発)。
対向列車=蘭越発
3925D快速ニセコライナー札幌ゆき(638発)=が停まっていました。

ニセコ(サッポロビールの広告がありませんね…)
ニセコの次は「昆布」という斬新な駅に到着(649発)。
読み方はそのまんま「こんぶ」です。
正確な由来は不明ですが、大昔、津波が来た後に山上に昆布が沢山あったという意味のアイヌ語が語源と言われています。

昆布
ちなみに、根室本線(花咲線)には昆布盛(こんぶもり)駅があります(根室市昆布盛/根室振興局)。
海岸の近くであり、こちらは「昆布」「湾」という意味のアイヌ語が由来となっています。
さらに、隣の地方(釧路総合振興局)にある釧路町(旧 昆布森村)には、昆布森海岸があります(語源は同じ)。
道東に住む私(現在は大阪)は、つい釧路町と根室の方を思い浮かべてしまいます。
昆布盛(2020年8月1日撮影)
蘭越(657〜701)で対向列車=長万部発2929D
普通小樽ゆき(659〜702)=と待ち合わせ。
男子高校生が下車。

蘭越
黒松内(736発)で男子高校生が1人乗車。
以前、黒松内駅近くの小間旅館で泊まったことがあったので、今回もと思ったのですが、残念ながら満室でした。

黒松内
北海道の無人駅には車掌車を改造した駅舎が多いですが、二股駅舎は北海道で唯一のワラ1形有蓋車を改造したものとなっています。

二股
結局、蘭越と黒松内以外での乗降はなく、4人のまま終着・長万部へ。
黒松内から乗車した男子高校生以外は(とは言っても私と老夫婦しかいませんが)、2D
特急北斗2号へ乗り換えました。