⑩3954D快速ニセコライナー:札幌1750➡倶知安1957(札幌発/倶知安ゆき)
快速ニセコライナーは倶知安方面と札幌を結ぶ1日1往復しかない列車です。
(下りは朝の蘭越発、上りは夕方の倶知安ゆき。)
小樽と札幌の間は快速運転を行い、
快速エアポートと同じ停車駅となっています。
6両編成ですが、前3両は倶知安ゆき、後ろ3両は小樽ゆき(小樽で切り離し)となります。
(蘭越発札幌ゆきは3両編成。)

発車標
小樽まで快速運転をするので混雑すると思い、急いで乗り換えましたが、車内はガラガラでした。
6両ではなく、3両でも十分座れます。
先頭車両は15人前後の乗客でした。
なお、車掌付きでした。

側面方向幕(キハ201系)
列車番号(3954D)から分かるように、非電化区間の倶知安まで直通するので、気動車(キハ201系)が用いられています。
キハ201系は電化区間に直通しても他の電車の足を引っ張らないよう開発され、通勤型電車と同等の性能で731系電車と総括運転が出来るようになっています。
まさに、
快速ニセコライナーにぴったりの車両なのです。
なお、この車両はトップナンバーでした。

キハ201系(D-101編成/苗穂運転所所属)
余市(1914発)で、先頭車の乗客は半分の8人になりました。
対向列車=2953D
普通小樽ゆき(1914発)=と待ち合わせ。

駅名標
余市を含む函館本線長万部〜小樽は、北海道新幹線札幌延伸(2030年度の予定)に伴い、廃止予定です。
(場合によっては、廃止が早まるかも知れません。)

左から1・2・3番線
途中の乗降はほぼなく、終着・倶知安へ(3分遅れの2000着)。

駅名標
北海道新幹線(駅)の建設に伴い、2021年10月31日にホームが移設されました。

2・1番線
かつては交換可能駅でしたが、移設後は2番線が頭端式となっており、交換が出来なくなっています。

1・2番線
かつてのホームを貫く形で通路が設置されています。

仮設通路
かつてのホームと線路は撤去される予定となっています。

旧2・1番線
現役当時の旧2番線(H100形/2020年12月19日撮影)
旧1番線は1986年の胆振線廃止に伴い廃止され、跨線橋への通路として使われていました。

旧1番線
倶知安では、途中下車印の位置を選ばせてくれました。

改札
駅前は暗く閑散としています。
新幹線が来たら、駅前も開発されるのでしょうか。
(倶知安町は後志総合振興局所在地です。)
駅前
倶知安は観光客向けのホテルが多い為、ホテル探しには少し苦労しました。
今夜の宿は「スマートホテル倶知安」です(素泊まり3500円)。
コンセントやUSB、大きな荷物を入れることのできる収納などがあります。

禁煙/男女混合ドミトリー(下段)
オープンしてそんなに経っていないようで綺麗です。

コロナ禍の為に半数はクローズされていました
2階はドミトリールームが3部屋(うち1部屋は女性用)。
この日の宿泊客は私を含め2人のようで、私は202、もう一人は201と分けてくれたようです。

2階見取り図
ほんの少しのカビですら嫌いな私から見ても、シャワールームも綺麗でした。
なお、コインランドリーも設置されています。

トイレ・洗面所(奥を進むとシャワールーム)
22時35分に就寝しました。
3日目終了時点での最長片道切符