⑥2830D普通:弘前1629➡深浦1841(弘前発/深浦ゆき)
盛岡で買った駅弁がまだ一つ残っていますが、弘前で「あの駅弁」を見つけたので、日本酒とビール2本と共に購入しました(次のページで紹介します)。

弘前(自由通路)
弘前は津軽地方の中心都市で、青森県第3の街です。
青森県唯一国立大学もあります。

弘前(改札)
弘前と川部では、駅カードを戴きました(現在は配布終了)。
駅カード(左から弘前、川部)
深浦ゆきの乗客は高校生メイン。
1両あたり15人前後の乗車で弘前を発車。

発車標(改札内/珍しい日英表示)
川部で進行方向が変わります。
停車時間(1637着・1645発)を利用して、外に出てみました。
日の入り(1616、弘前市)の後なので、もう暗いです。

川部駅舎(2022年10月〜2023年5月に改築工事)
出札窓口は16時40分まででしたが、ギリギリのところで途中下車印と駅カードを戴けました。
川部にしても弘前にしても、最長片道切符に対するご配慮(どこに押すか、インクが濡れているので気を付けて)があって嬉しいものです。

川部(改札/右側に窓口)

発車標(改札/こちらは日本語のみ)
五能線では、2021年3月ダイヤ改正でキハ40・48形が引退した為(
臨時快速リゾートしらかみを除く)、GV-E400系が運用に就いています。
GV-E400形が両運転台車、GV-E401形・GV-E402形が片運転台車(2両固定編成)で前者がトイレ付き、後者がトイレ無しとなっています。

GV-E402-20+GV-E401-20
この車両は、ディーゼルエンジンで発電した電力を使って主電動機(モーター)を駆動する電気式気動車です。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、JR北海道のH100形(両運転台車)はJR東日本のGV-E400系(GV-E400形)を基本設計を同一としています。

正面方向幕
私が暑がりなのか、どこもかしこも列車は暑いです(Tシャツ+長袖でも暑い)。
北海道でもそうでしたが、北国(雪国)は暖房が強めなのかも知れません。
ビールが欲しくなりますが、まだまだ乗客がいるので少し我慢します。

側面方向幕
ところで、4日目にして慢性的に眠いです。
最長片道切符の旅の体験談を読むと、体が辛いとありましたが、どうやら本当のようです(他には時間とお金が足りないという声)。
今は若いから良いですが、年老いると、この行程は無理だと思いました。
正直、今でもやばく、風邪でもひいたら一巻の終わりです。

秋田総合車両センター南秋田センター所属
板柳(1703発)で6分ほど停車。
対向列車=2835D普通弘前ゆき(1710発)=の待ち合わせでした。
対向列車は席が概ね埋まっていました。
駅に停まる毎に、乗客は徐々に減っていきます。
五所川原(1718発)では、半分以上(とは言っても元々少ない)の乗客が降り、数人が乗ってきました(結果として減る)。

ストーブ列車で有名な津軽鉄道は乗り換え(2021年3月13日撮影)

津軽鉄道線津軽五所川原駅(3番線、JRと連番/2021年3月13日撮影)
鯵ヶ沢(1745着・1750発)で乗客はほぼ降りました。
2両目は私ともう一人、1両目は10人もいません。
対向列車=8625D
臨時快速リゾートしらかみ5号青森ゆき(1750発)=と待ち合わせをしました。

鰺ヶ沢(1番線/2021年3月13日撮影)
五能線の各駅には、特別仕様の駅名標が2種類設置されています。

駅名標(2021年3月13日撮影)
なお、2022年10月現在、2022年8月の大雨災害により岩館〜鰺ヶ沢は運休となっています。
相当な被害ということで、観光列車の
臨時快速リゾートしらかみが走ると言えども、復旧するかは不透明です。
駅名標(2021年3月13日撮影)
外を見ると、深浦町にもマックスバリュがありました。
イオン系列のお店は本当にどこにでもありますね。
面白くないという方もいるでしょうが、私からすると安心感があります。
さて、五能線は沿線がずっと暗く、乗客の少なさを含め、北海道を彷彿とさせます。
ただ、経営体力のあるJR東日本だから、臨時快速リゾートしらかみといった観光列車を走らせられているのだろうとも思います。
もちろん、観光列車の目的の一つは新幹線への乗客の誘導ですが。

車内(GV-E401形)
そうこうしているうちに深浦(2番線)に到着。
きっぷを運転士に見せると、笑っていました。
ホームの雰囲気が久慈に似ている気がします。
1番線には、GV-E400−13が停車していました。

深浦(1・2番線)
ローカル線は本数が少ないので、ついつい交番(勤務形態)を考えてしまいます。
時刻表を眺めていると、五能線は深浦を境に担当を変えているのかなと思いました(深浦で折り返しの交番)。
その証拠か、乗ってきた2830D普通深浦ゆき(1841着)が2839D普通弘前ゆき(1945発)になっていました。